「わいわい句会」はシニアネット仙台「一番町サロン」にて賑やかに開催しています。先生は三浦北曲氏で、あの有名な金子兜太の門下です。ほとんどの参加者は俳句の初心者です。現在は13、4名で活動しています。
句会の前段で「金子兜太の俳句塾」(毎日新聞社刊)を読み合わせて簡単な勉強会をしています。
句会の終了後は、一番町に隣接するいろは横丁で三浦先生を囲んでの懇親会となります。もちろん、懇親会は希望者のみの自由参加です。
2015年12月の句会より
初雪や右の手袋探しおり いつつばし
泥中の蓮より出でし冬の虹 わるつ
日溜りの枯葉に縋る冬の蠅 信
深秋や奏でる音色闇を舞う 涼呂
吊るし柿猫と目の合う真昼どき 翠風
湯煙りや色香霞みし楓かな 玲
山茶花や散りゆく先を追い続け さとか
湯の里や人影消えて雪見酒 アキノ
ほのぼのと心しみるや暖炉の火 英
路地裏や心静もる冬の雨 十枡
酔いし夜や足洗い寝る雪しんし 愚庵
寒禽の遠く聞こゆる旅の空 おおばこ
あれがいいそれがいいこれでよかった年忘れ 大丈夫